これから大阪で子育てするあなたに、藤沢台第3団地が向いている理由
緑が多く、ゆったりとしたつくりで、陽当たり良好。団地って、実は自分の暮らしに合ってるかもしれない。そんな思いを胸に、各地の団地を訪問し、お話をお聞きする企画がスタートします。 第1回は大阪の南エリア、富田林市にある藤沢台第3団地。大阪にある団地の中でも、ことさらゆったりとしたつくりが魅力のこちらは、子育て世帯にとってもおすすめなんだとか。その秘密を伺ってきました。…
大阪メトロ 南港ポートタウン線のポートタウン西駅、ポートタウン東駅を降りてすぐ、海と緑に囲まれたのんびりとした住宅街「南港ポートタウン」があるのをご存知ですか?
海と緑に囲まれて、のんびり、ゆったりとした環境に、子どもたちの将来を考えた教育機関が身近にある、なかなか魅力的な団地を訪問しました。
text : Miha Tamura / photo : Yumiko Inoue / 提供 : UR賃貸住宅
大阪港の周辺というと、ユニバーサルスタジオジャパンや海遊館などのレジャースポットに訪れたことがある方も多いかもしれませんが、実は人工島である咲洲(さきしま)の真ん中は、昭和52年に街びらきされた約100haの大きな住宅街になっています。
4つに分けられた地区にはそれぞれ、緑のまち、海のまち、太陽のまち、花のまちという愛称がつけられていて、今回ご紹介する団地、「南港わかぎの」があるのは、緑のまち。
その名の通り、エリア内に大きな公園が多いのはもちろん、地区全体が車の進入を禁止するノーカーゾーンとなっていて、樹々の多いゆったりとした街路をのんびり歩くことができます。
南港ポートタウンの活性化のために大阪市住之江区が2015年に策定した「咲洲ウェルネスタウン計画」。
その柱のひとつである「先進的教育」の取り組みとして、南港南中学校と南港みなみ小学校が合体してできたのがこちらの「咲洲みなみ小中一貫校」です。e-ラーニングを取り入れるなど、積極的に新しい取り組みを進めているそうです。
さらに来年の4月には、ポートタウン東駅から徒歩5分の場所に、全国的にも数少ない公設民営の中高一貫校も開校予定。
こちらは、国際的な教育プログラムである国際バカロレアを取り入れ、グローバル人材の育成に力を入れた学校となります。
「教育に関心の高い子育て世代の方に、ぜひ、おすすめしたいんです」
と木村さん。
何と言っても、予鈴が鳴っても走れば間に合いそうなほどすぐ近所に、これからの教育に力を入れた学校があるというのは、かなり心強いですね。
南港ポートタウンの4つのエリアのうちUR都市機構の3団地では、それぞれのエリアの愛称に合わせたテーマカラーを持っています。
緑のまちにある南港わかぎののテーマカラーは、もちろん緑色。
「南港STYLE」として、ナチュラルで落ち着いた内装にリノベーションされていました。
個人的に、「お!いいな!」と思ったのが、リビングと2つの居室すべてがベランダに面して並んでいる間取りです。全てのお部屋の日当たりが良いのももちろんなのですが、この間取り、家族の暮らしにぴったりだな、と思ったんです。
ふだんは学校でしっかり学んで。休みの日には、近所の公園や、たまにはレジャー施設で思いっきり遊んで。子どもが育つ環境を考えた時、南港ポートタウン、これからなかなか良い選択肢になってくるかもしれません。
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田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。goodroon journal の取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。役得。